ブルックナー礼讃

最初、このブログで私が主として触れていこうと思っていた作曲家は、アントン・ブルックナーでした。私は、ブルックナーがだいすきなのです。ところが、念のために「ブルックナー ブログ」で検索をかけてみたところ、とんでもない先行サイトが見付かってしまったのです。そのサイトの名前は……。皆さんも「ブルックナー ブログ」でググってみてください。とにかく、質・量とも、私一人が逆立ちしても敵いそうもない、そんな「おばけサイト」なのです。ただし、私も、ブルックナーを愛することに於いては、他の愛好家の皆さんに引けを取らない積もりですから、本気を出したら、そう簡単には負けません。

 

それはともかく、ブルックナーは「先約あり」でしたので、「毎月新譜が出る」「1年のうち何回か、交響曲全集が出る」「日本語で読める資料が多い」「だいすき」と言う条件を満たすところの二人目の作曲家、グスタフ・マーラーを取り上げることにしたのでした。「市場調査」を行う前は、「マーラーも、誰かがもう取り上げていて、きっと凄いサイトがもうあるのだろうなあ」と、諦念のため息を漏らしながらググったところ、驚いたことに、一貫してマーラーを中心に据えたサイトは、どこにもなかったのです。如何にもありそう、そんな印象が、マーラーにはありますよね。

 

そんな訳で、このブログの主人公はマーラーに決定しました。もともとコンピュータが好きなので、当初はレンタルサーバ上でWordPressを立ちあげて、色々と展開してみよう、等と夢見つつ準備を進めていたのですが、あと少し、と言うところまで来て、ひょんなことでこの「はてなブログ」にアカウントを作ることになり、「作ったのなら、実際に何篇か、記事を投稿してみよう」と積極的に考えて、投稿してみたところ、実に面白いではありませんか! 木乃伊取りが木乃伊になる、とは、まさにこうしたことを言うのでしょうね。

 

ブルックナーについては、もうこのブログでも登場しました。ずっとマーラーが続くとアレですので、これからも、ブルックナーは現れるような気がします。)