マーラー
今朝はここ半月の間にしては珍しいくらいに凌ぎやすかったので、部屋を出る前に少し荷物の整理をすることが出来ました。玄関に置かれているいくつかの小さなダンボールを開梱すると、タワーレコードで購入したリボル・ペシェク指揮のマーラー全集が出て来ま…
マーラーの交響曲の中で、一番好きなものは、と問われた時、私なら、9番です、と答えることになるでしょうか。特に、第1楽章冒頭で展開する、どこまでも広がる水面が闇の中で波立って仄かに燐光を発するような、あのイントロダクションに、私はとても惹か…
初めて聴いたマーラーが何番だったか、実を言うとよく覚えていないのです。ただし、指揮者はデイヴィッド・ジンマン、演奏はチューリヒ・トーンハレ管弦楽団のRCA盤だったことは、はっきりと覚えています。私は新しいもの好きなので、ジンマンのディスク…
グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911)の音楽に何故惹かれるのか、自分でもよく分からないまま、ずっとマーラーのCDを聴いて来ました。何かがあると、増え続けるマーラー・コレクションの中からお気に入りのマーラーを引き摺り出し、聴きました…